汚染地域の広がり
放射性物質が漏れるという事故を起こした福島第一原子力発電所。
チェルノブイリ原発での事故と同じレベル7ということでその影響範囲が懸念されます。
避難指示が出ている範囲もどんどん広まっていますが、どこまでの範囲に影響があるのでしょうか。
アメリカのエネルギー庁が発表した被ばく線量の予想図が公表されましたが、この予想図を見ると、同心円状には広まっていかないようです。
おそらく風などの影響があるのでしょうけど、北西方向に広がっているようです。
原子力発電所の北西にある飯館村で高濃度の放射性物質が検出されており、南部の市町村では低い値だという事実から考えても、この予想図はかなり信憑性がありそうです。
しかし、この予想図どおりだとすると、年間被ばく線量が20シーベルトを超える地域はかなり広範囲にわたっており、福島県の多くの地域で元の生活ができなくなってしまうことになってしまいます。
政府は同対応するのでしょうか。
積算被ばく線量予測図公表 米エネルギー省
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/accident/503375/
